広尾皮フ科クリニック

TEL:03-5795-1112

帯状疱疹ワクチン(生ワクチン/不活化ワクチン)について

帯状疱疹ワクチン(生ワクチン/不活化ワクチン)について

 

帯状疱疹の原因は水ぼうそう(水痘)のウイルスです。
小児期に感染し、水ぼうそうが治った後もウイルスは長い間体内(神経節)に潜伏し、普段は免疫力によって活動が抑えられていますが、過労・加齢やストレスなどで免疫力が低下するとウイルスが増殖し、神経に沿って移動し皮膚に到達して帯状疱疹を発症します。
日本の成人の9割以上が水痘・帯状疱疹ウイルスを保持しているため、ほとんどの人が帯状疱疹になる可能性があります。50歳代から発症率が高くなり、80歳までに3人に1人が帯状疱疹になると言われています。

 

帯状疱疹の症状は最初に体の片側にピリピリとした痛みがあらわれ、その後その部位に赤い発疹や小さな水ぶくれ(水疱)が出てきます。
痛みは徐々に増大して夜も眠れないほどはげしい場合もあります。また、50歳以上の2割くらいの方がこの痛みが長期にわたる帯状疱疹後神経痛(PHN)になるといわれています。PHNになると生活の質が損なわれ患者さんの負担が大きいものとなります。
顔に発症すると失明、耳鳴り、難聴などの後遺症が残る場合もあります。
このため早期の治療が必要ですが、何よりワクチンによる疾患の予防が大事になります。

 

当院では帯状疱疹のワクチン(生ワクチン/不活化ワクチン)を取り扱っています。
(お電話予約:03-5795-1112)

 

費用:自費診療

生ワクチン 8,800円(税込)/回 皮下注射 発症予防効果約50~60%
不活化ワクチン 22,000円(税込)/回 要2回接種 筋肉注射 発症予防効果約97%以上

※免疫不全の方はワクチン接種ができません(妊娠中、非寛解状態の血液癌、造血幹細胞移植、免疫抑制療法中の方)。
ご希望の方はお気軽にお電話にてご相談の上ご予約ください。

 

Q.よくあるご質問

  • Q1
    生ワクチンと不活化ワクチンの違いは何ですか?
  • A
    生ワクチンは1回の接種で不活化ワクチンは2回の接種が必要です。なお生ワクチンはほかのワクチンとの接種間隔の調整が必要な場合もあります。
    金額が違います。(費用の項参照)
    予防効果は生ワクチンは約50~60%、不活化ワクチンは約97%以上も発症を抑えるとされています。
  • Q2
    ワクチンはいつから打てますか?
  • A
    18歳以上の方が対象です。
    生ワクチンご希望の場合は70歳までに打っておくと良いとされています。
  • Q3
    以前に帯状疱疹にかかったことがありますが、ワクチン接種はできますか?
  • A
    接種できます。免疫力が低下すると再び帯状疱疹にかかる可能性があるので、できれば予防のために帯状疱疹ワクチンの接種をお勧めします。
  • Q4
    帯状疱疹ワクチンは、予約なしの接種が可能ですか?
  • A
    あらかじめご予約いただいてからの接種となります。
  • Q5
    帯状疱疹ワクチン接種にあたって助成は受けられますか?
  • A
    はい、渋谷区に在住の50歳以上の方は、渋谷区から助成が受けられます。詳しくは渋谷区のホームページを御覧ください。

:当院は生活保護法指定医療機関および労災指定医療機関ではありません。
  生活保護をお受けの方および労災での診療は当院ではお受けできませんので、各指定医療機関を受診してください。

院長・医学博士、和泉 達也

広尾皮膚科クリニック
(美容皮膚科)

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