ホクロは、母斑細胞といわれるホクロの細胞が集まって集合体を作り(包巣)これらが表皮から真皮に増殖しています。
したがってホクロの治療とはこれらの増殖している母斑細胞を取り除くことになります。基本的にメスで切除かレーザーによる焼灼のどちらかですが、保険診療の場合、メスによる切除となります。この治療の適応となるのは、母斑細胞が皮膚の深くまで達していると思われるホクロ、手掌・足底のホクロ、悪性の可能性が否定できないホクロなどです。切除した標本は病理検査で念のため良性であることを確認します。抜糸までは5-7日です。